妊娠中の内分泌の変化

ヒト絨毛性ゴナドトロピンが妊娠4週目に尿中にに現れ、妊娠判定に利用される。つわりの原因でもあり、胎盤ができる15週目になると減少

黄体ホルモン(プロゲステロン)が卵巣、胎盤から分泌され妊娠を維持する。妊娠中の排卵を抑制し、体内に水分をためる。内臓平滑筋と骨格筋を弛緩させる作用がある。

卵胞ホルモン(エストロゲン)も卵巣、胎盤から分泌され、子宮を大きく、内膜を厚くする。母乳を作る準備のため胸を大きくする。妊娠後期になると分娩に備えて子宮頸管を柔らかくする。

リラキシンが子宮筋を弛緩させ妊娠継続させる。出産にむけて靱帯と結合組織の軟化を起こし、全身の関節を緩める。妊娠12週で最大となり、17週以降からは減少する。(最大時の50%)出産後は3日で出産前のレベルに戻る(授乳時は1年近く分泌しつづける)

オキシトシン(愛情ホルモン)射乳反射を引き起こす。出産時子宮を収縮させて陣痛を引き起こす。分娩時には後陣痛を起こし子宮復古を促す

インスリン 妊娠中期~後期にかけて抵抗性が上昇するため血糖値が上がる(妊娠糖尿病のリスク)

というホルモンの働きがあります。妊娠中はどうしても身体がつらくなってしまう環境があります。

少しでも楽になるためや出産をスムーズに、逆子予防等マタニティー整体ではママさんのための整体を心がけております。

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