妊娠中の内分泌の変化 ヒト絨毛性ゴナドトロピンが妊娠4週目に尿中にに現れ、妊娠判定に利用される。つわりの原因でもあり、胎盤ができる15週目になると減少 黄体ホルモン(プロゲステロン)が卵巣、胎盤から分泌され妊娠を維持する。妊娠中の排卵を抑制し…続きを読む
妊娠中の消化器(胃など)の変化 妊娠中はプロゲステロンが増加し内臓の平滑筋が弛緩します。 そして子宮も大きくなり胃や腸の消化管が圧迫され 便秘や痔、胃がもたれやすくなります。 このプロゲステロンの影響で食道括約筋が弛緩し 逆流性食道炎が生じやすくなりま…続きを読む
妊娠時の呼吸器の変化 お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれ子宮は剣状突起(胸骨の下についたとがった骨)のほぼ下くらいまで大きくなります。 それにより横隔膜が圧迫され約4センチ上昇します。 肋骨下角は約100°まで広がります(通常は70~80°)呼…続きを読む
妊娠中の循環器(血の流れるところ)の変化 ちょっと専門的な知識にもなりますが 胎児や子宮、腎臓などの臓器に血液が必要になる事と出産時の出血に耐えるため なんと血液量が約50%増加すると言われています。 しかもホルモンの影響により血管が拡張し、妊娠初期~中期は血圧…続きを読む
妊娠中の寝方 右側臥位であまり寝ない方が良いもしくは注意して寝る というのを意外と知らない方が多いみたいです。 右側臥位というのは右向き(右を向いて)で寝ることです。 赤ちゃんが大きくなるにつれどんどん重くなっていくと思いますが 右側…続きを読む